
最愛の妻が覆面の男に抱かれている動画が送られてくるロ漫画「妻の動画が送られてきます ~デカ●ン絶倫覆面男に寝取られたムチムチ巨乳清楚妻~」のレビューです。
人妻寝取られ+ビデオレターという王道なテーマな作品。
正体の分からない覆面の男に何度も妻が抱かれている動画で、旦那の脳が破壊されていきます。
今作はこの妻を抱いている覆面の男を探すサスペンス風な物語でもあり、そこが他の人妻NTRものと違っているポイント。
その差別化されているのは良いのでが、シナリオに唐突感があるのが残念だった。
伏線が無く唐突に事実が明かされるので腹落ちしないと感じました。
シナリオの整合性を気にしなければ読める内容ではあります。興味があれば検討してみてはどうでしょう。
- 大学時代に知り合った最愛の妻がヒロイン
- サスペンス風なシナリオは良いが演出が足りない
- 総合得点72点で興味があれば
目次
レビュー作品情報
作品名 :妻の動画が送られてきます ~デカ●ン絶倫覆面男に寝取られたムチムチ巨乳清楚妻~
サークル名:すめるすらいく
作品形式 :同人モノクロコミック
ボリューム:59P
ジャンル :人妻 巨乳 中出し NTR
サイズ :-
サンプル画像
レビュー・評価
ビジュアル |
16
|
||
---|---|---|---|
シナリオ |
14
|
||
キャラ |
16
|
||
ボリューム |
17
|
||
演出 |
9
|
||
総合得点 | 72/100点(評価基準について) |
作品の特徴
登場人物
- さゆり:大学時代に知り合い、同棲を経て結婚した妻。ドジっ子だけど優しく素敵な女性。夫を愛している
- しんいち:妻さゆりを愛する会社員。さゆりという妻がいて世界一幸せ者だと思っている
この他にも登場人物がいるのですがネタバレに繋がりそうなのでここでは省略します。
ストーリー導入
最愛の妻とのラブラブな新婚生活を送っている会社員・しんいち。
今日も同僚との付き合いを断りすぐに帰宅して妻の手料理を楽しもうとしていた。
その前に仕事の残りを片付けるためにPCを起動。
すると迷惑メールを受信していることに気がつく。
削除しようとするが、添付されている動画のプレビューには妻のさゆりが写っていて…。
覆面の男に抱かれる妻
主人公・しんいちの元に突如送られてきたメールには、妻・さゆりが覆面の男に抱かれる様子が写っていた。
さゆりは仕方なく抱かれている様子で、抵抗できずに男の責めに必死に耐えているようだった。
今作は、この妻を抱いている覆面の男が誰なのか、それを探すサスペンス風な物語でもあります。
動画の終わりに覆面の男は自分の正体が誰なのか、ヒントをしんいちに教えてきます。
(ネタバレになるのでヒントは伏せます)
Hシーンは複数回
しんいち宛にメールは都合2回送られてきます。
大きく分けてこの2回がメインとなるHシーン。
最初はゴム付きだったのが2回目では生ハメになってしまいます。
その生ハメは二回戦連続でのクライマックスなカラミ。
その他の特徴
性器修正はモザイクです。
作品全体の主なHプレイ:
胸揉み、キス、手マン、潮吹き、フェラ、パイズリ、パイズリ狭射、各種体位
セックスはゴム付き、中出し。
良かった点
ヒロインとの馴れ初めを描いている
ヒロインの妻・さゆりと夫であるしんいち、この2人の出会いから結婚に至るまで、そして現在もラブラブであることを見せています。
純粋に新婚生活を漫喫している夫婦、これを事前にうまく見せているのが良かった。
もちろんラブラブHシーンもあり2人の愛の深さが演出できていると思います。
サスペンス的なシナリオがオリジナリティがある
ただ単に妻が抱かれているビデオレターを見るという寝取られものではないところが良かった。
覆面の男が誰なのか分からず、その犯人探しをしながら新たなビデオが送られて来て…というプロットが面白い。
妻には直接訊けない、自分の力でなんとかしないとという主人公の焦りが良いアクセントになっています。
Hシーンが濃厚でギリギリ快楽堕ちしていない
何度も覆面の男に抱かれてしまうヒロインのHシーンが濃厚で良かった。
そして簡単に快楽堕ちしないのがリアリティあって、これも良かったです。
管理人的にはギリギリ堕ちていないように見えます。
あくまで主人を守るために体を差し出しているテイで、体がしかたなく反応してしまっている。
でも心は最後の一線を保っている、これが背徳的だと感じます。
残念だった点
最後の”犯人”が唐突
これがこの作品で最大の残念な点です。
ネタバレになるので核心部分は伏せます。
最後に”犯人”が明かされますが、唐突感がめっちゃあります。
確かにサスペンス的なノリは面白いのですが、伏線とかほぼ無しで種明かしをされても「えぇ…?」ってなります。
登場人物的には妻を抱いている人間の大方の予想は付いているのですが、そこから外した人物が出てきて悪い意味で意外すぎる。
その人物を絡ませてくるなら事前に会話シーンとかを見せておいて欲しい。
いきなりこの人が犯人ですと言われても納得感がありません。
推理小説とかなら、今まで一瞬しか出てこなかった人物が実は犯人です、と言っているようなもの。
他にも伏線が不足している
上記の真犯人の件以外にも伏線となる演出が多々不足していると感じました。
先日海に行ったときのシャワー室でビデオが撮影されていたり、自宅のベッドを使っていたり。
本編が始まった時点ですでに妻は抱かれていますが、彼女はそのことについて負い目を感じていたり様子がおかしいことも一切見せないです。
ほんとちょっと何か不安そうにしているとか、ちょっとだけ妻の様子が普段と違うなぁみたいな見せ方をして欲しい。
また、途中で主人公・しんいちが多額の借金を抱えているという事実が出てきます。
それをすみれが肩代わりするために体を差し出すという流れなのですが、この借金の件は本当なのか否か。
読者的にはそんなこと一切知らず、後出しジャンケンのように見せられても納得感がないです。
契約書のサインの筆跡がしんいちと同じだからとさゆりは信じていますけど、それ自体が捏造なのかとか、もやもやした状態でお話が進むのはひっかかります。
主人公がビデオを見て勃起している
寝取られものだと思っていたのに、なぜか主人公は妻のビデオを見せられて勃起しています。
寝取られと寝取らせ(っぽい)、これを混ぜる必要は無いのでは?
話の流れもそうですし結末も寝取られストーリーになっています。
妻が他の男に抱かれてしまい絶望する、そんな内容。
が、ビデオを見た主人公がなぜか勃起しています。普通に絶望するだけでいいのでは? そっちのほうがシンプルですし。
もし寝取らせ性癖もあるのならそういう結末とか伏線も見せて欲しい。
主人公が勃起している箇所だけ違和感があります。
総評
最愛の妻が得体のしれない男に抱かれている動画が送られてくるお話。
惜しいなぁってのが正直な感想。
シナリオで見せよう、表現しようとしている部分は面白くて良いと思います。
サスペンス風という他の作品とは差別化しているところ。
その部分は良いのですが、伏線が無いためストーリーに唐突感があります。
いきなり読者が知らないことを見せられてもなんでそうなるの?となってしまい、腹落ちしません。
個々の場面の演出を工夫すれば化ける可能性がある作品だと感じました。
駄作では無いと思います。
普通に読めることは読めるので、気になるようなら検討してみてはどうでしょう。
