【77点】彼女のねだん

東京出張の際にデリヘルを頼んだら専門学校のときの同級生に偶然再会するエロ漫画「彼女のねだん」のレビューです。

 

地方の会社に勤める男が出張の気晴らしにデリヘルを使ったら、来た嬢は同級生にそっくりで…ってお話。

王道の風俗でばったりというプロット。

 

まずこの作品は価格が440円と非常に安く、それでいて60Pもありコスパが抜群に良いです。

 

一方で１話内ではセックスシーンはありません。

デリヘルプレイとしてフェラ抜きで一旦は終わり。２話以降でセックスシーンが描かれます。

 

そのあたりが気にならないなら検討してみてはどうでしょう。総集編もあります。

 

レビュー作品情報

サンプル画像

 

レビュー・評価

作品の特徴

登場人物

 

ストーリー導入

東京への出張がたまにある白石は、気晴らしにデリヘルを使っていた。

90分で６万という高級店だ。

 

今回は事前に予約していた嬢が病欠で来られなくなったので、店側が代役の嬢を派遣してくれた。

そしてやってきたのが同級生・新井さん、に良く似た女性。

 

他人の空似か？　でも、当時の綺麗さそのままの彼女。

口元のホクロまで同じなことに気が付き、あの新井さんだと確信…。

 

憧れの同級生とデリヘルで再会

デリヘルを使ったら偶然にも当時憧れていた同級生に再会してＨな関係になるお話。

専門のときの２年間を一緒に過ごしたあと、５年ぶりの再会。

 

白石は外見的特徴から”あの新井さん”だとほぼほぼ確信。

だが、彼女のほうは全くそんな素振りは見せず、デリヘル嬢として性的なサービスを始めて…って導入。

 

セックスシーンは無い

この作品はシリーズもので、今作１話にはセックスシーンはありません。

デリヘル的なプレイを一通りしたあと、最後はフェラ抜きフィニッシュ。

 

その後、とある理由から延長をお願いした白石は…という区切りで、２話でセックスシーンが描かれる模様。

 

まとめて読みたい方は総集編がリリースされているのでそちらを検討してみても良いかも。

 

その他の特徴

性器修正は黒線です。

 

作品全体の主なHプレイ：

キス、胸揉み、乳首責め、乳首舐め、フェラ、クンニ、キス＆手コキ、脇舐め、パイズリ、玉舐め、ちんぐり返しアナル舐め、口内射精、ごっくん

１話にはセックスはありません。

 

良かった点

ストーリーが王道で面白い

ストーリー的にはエロ漫画で良くある、というかAVとかアダルト作品で良くある、風俗で知り合いとばったり再会というもの。

特に捻ったところは無く王道なプロットだと思いました。

 

今作の場合は、その知り合いであることがお互い確信する過程と演出が面白いと思いました。

なるほど、そのタイミングで言うのかって感じ。

 

Ｈプレイが丁寧

かなり長く50ページに渡ってＨシーンが描かれます。

作品全体の８割くらいはＨシーン。

 

プレイひとつごとに丁寧に描いておりササッと終わらないのが見どころ。

何気ない会話とかも”デリヘルっぽさ”を出していると思います。

 

価格が安い

60Pのボリュームで定価が440円は破格のお値段だと思います。

ページ数に対しての値段（コスパ）は抜群。

 

残念だった点

１話内でセックスシーンが無くエロさが弱い

本編が60Pもあるのにもかかわらず、セックスシーンがないのは残念。

どうにかそのプレイまで入れて欲しかった。

 

ヒロイン側が喘いだりリアクションを取ることが少なく、エロさが弱いなぁと思います。

 

プレイを丁寧に描き過ぎ

これは上のセックスシーンがないことの補完です。

前戯系を丁寧に描いているのはとても好感が持てます。が、ちょっとページ数をかけすぎに感じます。

 

Ｈシーンとしては大人しい画がずっと続き、エロを期待している人にとってはつまらないかと。

 

もう少し絵が上手くなって欲しい

あとがきによると、この作品が作者さんのデビュー作とのことらしいです。

ただ、もう少し絵を上手く、特にヒロインの外見を磨いて欲しかった。

 

ヒロインはモデル並に綺麗な女性という設定だけど、そこまで美人に見えないです。

 

総評

東京出張の際にデリヘルを頼んだら専門学校のときの同級生に偶然再会するお話。

 

まずまずなクオリティだと思いました。

めっちゃ良いわけでもないが、全然ダメってこともない、一般的なエロ漫画としては成立している作品。

 

とにかく定価が440円（１話）というのが凄くて、その金額分は十分に楽しめると思います。

一方で１話にはセックスシーンがなく、２話まで読むのを前提とした構成になっています。

 

それらがOKなら手を出しても良いかも。

まとめて読みたい方は総集編も出ているのでそっちを検討してみてはどうでしょう。