
人生に絶望した人妻があるとき出会った男に惹かれ、彼が支配人を務めるカジノで人生をやり直していくエロ漫画「人妻ぢごく楼~恥辱まみれの純愛の契約~」のレビューです。
ストーリーに力が入った3話完結のエロ漫画。
ヒロインの人妻が触手に責められてしまうHシーンが多いです。
夫を刺して逃げ出したヒロインは身を投げようとしていたところある男に声をかけられる。
その男に抱かれ惹かれた人妻は、彼が支配人のカジノに招待され…といった一口では語りきれないストーリーが魅力な作品。
人相手のHシーンは出てきますが少なめ。
それよりもカジノで負けたヒロインが触手に責められるという、触手責めHシーンが多いです。
ちょっとストーリーがご都合主義的なところと、触手の存在が浮いているのが気になりました。
そういったのが気にならない方は検討してみてはどうでしょう。
- 夫を刺してしまった人妻がヒロイン
- ストーリーが面白い。触手の存在が浮いている
- 総合得点79点でそこそこおすすめ
目次
レビュー作品情報
作品名 :人妻ぢごく楼~恥辱まみれの純愛の契約~
サークル名:めろんの星々
作品形式 :同人モノクロコミック
ボリューム:80P(1話)/54P(2話)/72P(3話)
ジャンル :人妻 巨乳 中出し 触手 アナル 凌辱・レイプ 女主人公
サイズ :-
サンプル画像
レビュー・評価
ビジュアル |
17
|
||
---|---|---|---|
シナリオ |
16
|
||
キャラ |
15
|
||
ボリューム |
17
|
||
演出 |
14
|
||
総合得点 | 79/100点(評価基準について) |
作品の特徴
登場人物
- 千尋:人妻。結婚10年目のある日、自分のことを構ってくれず女遊びを繰り返す夫を刺してしまう
- 黒崎:カジノ・ぢごく楼の支配人。謎多き男。額にキズ痕があり触れられたくない過去を持っている
この他にもサブキャラが多数登場しますが省略します。
ヒロイン・千尋と黒崎がメインの登場人物。
ストーリー導入
夫に愛されていなかった千尋はずっと孤独だった。
ある日、積もった感情が爆発し夫を刺してしまう。きっと明日には夫の遺体が見つかり自分は指名手配されるだろう…。
独り身で行く宛もない千尋は線路に身投げをしようとする。
その彼女に声をかけてきたのは黒服に身を包んだ黒崎という男。
彼に遊びませんかと誘われ、最期くらい好きにしようと思った千尋は黒崎の後についていく。
そしてホテルで彼に抱かれ愛人にして欲しいとお願いする千尋は…。
サスペンス風なドラマ仕立て
カジノ・ぢごく楼を舞台にしたサスペンス風ドラマのお話。
黒崎に招待された千尋は、そこでコインを賭けて他の客とカジノ勝負をするのが序盤のお話。
黒崎のことが好きになっていく千尋と、彼女を遠ざけようとする黒崎、この2人の恋愛ドラマでもあります。
黒崎のことをもっと知りたい千尋が、黒崎の過去を調べるというのが2話以降のお話。
3話完結で最後はハッピーエンド。
カジノで負けると触手責め
最初に黒崎から渡されるコインはとても重要で1枚あたり10万円に換金できるもの。
これを種銭としてカジノ勝負をしていき、その結果によって千尋が様々な目に遭っていきます。
5枚を支払えば黒崎に抱いてもらえる。
全部なくなってしまうと”お勤め”としてカジノの深部にある監獄のような場所で、不足分コイン1枚あたり24時間複数の男にレイプされる。
そして特別コースは時間が短縮される代わりに何本もの触手に犯されるプレイ。
Hシーンは触手が多め
シリーズ3話を通して、描かれるHシーンは触手が多めです。
人相手もありますが、おおよそ3:7くらいの割合で対触手のほうが多いです。
正体不明な触手のほかに、タコに責められる場面もあり。
その他の特徴
性器修正は黒線です。
作品の表紙にNTRってありますけど言うほど寝取られ、寝取りな表現は出てこないです。
というかほぼありません。
作品全体の主なHプレイ:
キス、フェラ、輪姦、触手、口・膣・アナルへの同時触手責め、各種体位
セックスは全部中出し。
良かった点
ストーリーが面白い
黒崎のことが好きになった千尋、そんな彼女を巻き込ませないためにわざと遠ざける黒崎。
だけど諦めきれない千尋が彼の過去に迫り…というストーリープロットが面白い。
ただ単にHシーンがあるのではなくプロットに基づいてHシーンが挟まる、必要なHシーンを描いているのが良かった。
エロ漫画の中ではしっかりと骨となるストーリーを描ききっています。
ボリュームが多い
1話は80Pで、2話、3話もお値段からするとかなりのボリューム。
価格に対してのページ数が多くコスパは高めだと思います。
ストーリー的な部分をしっかりとページをとって見せています。
残念だった点
触手について特に触れられない
およそ現実世界にはない存在である触手ですが、なぜそこに触手があるのか特に説明されません。
千尋も最初は驚いていますが責められて気持ち良くなって受け入れていますし。
触手の存在だけこの作品の世界観の中で浮いていると思います。
もうちょっとどういった存在なのか説明して欲しい。
ストーリーが若干ご都合主義
全体のストーリープロットは面白いのですが個々の場面だけ切り取るとご都合主義的な展開がありました。
特に2話、3話が多い印象。
都合よくとある人物が助けにきたり、ある人物だけ簡単に逃げられたり、ちょっと詰めが甘すぎるんじゃないの?と思うような場面。
千尋はある人物にイカマサでハメられるのですが、その後その人物と仲良くしています。普通怒るんでない?
全体のストーリーはそのままにもう少し細部を上手く見せてほしかった。
Hシーンが短く細切れ
特に対人のHシーンが短く細切れで描かれます。
そのため触手Hに興味がない方には向かないかも。千尋と黒崎のカラミも出てきますが、速攻終わります。
総評
夫を刺してしまった人妻がとあるカジノで第二の人生を歩み始める物語。
かなりストーリーに力が入った作品です。
サスペンス風なドラマ仕立てになっていて読み応えあります。
3話できっちり風呂敷を畳んで完結しているのも好印象。
一方、触手の存在が浮いているなぁというのが最初の感想です。
触手を推すならその存在についてもう少し説明して欲しかった。
ご都合主義的なストーリー部分は気にならない人もいるかもしれないので参考程度に考えてください。
対人のHシーンより対触手のほうが多いです。
触手ものが好き、面白いストーリーが読みたい、そんな方は検討してみてはどうでしょう。
