【93点】マイガール・マイボーイ

アホな女子大生がかなり年上の寡黙な先輩の前だと純情乙女になるエピソードも含めて、収録されているのがイチャラブ・痴女のエロ漫画「マイガール・マイボーイ」のレビューです。

 

面白いシナリオと激しいＨシーンの作品が読みたい方におすすめの抜けるエロ漫画。

 

全部で６つの作品が収録されていて全部滅茶苦茶面白いです。

それでいてＨシーンも激しく、潮吹きしまくり連続絶頂しまくりな仕上がり。

 

イチャラブ系をメインに痴女系もあったりとバリエーション豊かな構成。

 

ヒロインと竿役のキャラがめっちゃ立っていてほんと面白いです。

 

お話も楽しみたいしＨも楽しみたい、両方が同時に満足できる作品。大変おすすめです。

 

レビュー作品情報

サンプル画像

 

レビュー・評価

作品の特徴

６コの作品が収録された単行本のエロ漫画。

 

「ポメラニアンとレモンサワー」「ジャッカルとポメラニアン」は２話連作で完結しています。

 

ほぼ全てがイチャラブ系のお話。

一部痴女系のエピソードもあります。ダーク系はありません。

 

収録作品は６つですが１話あたりのページ数が多いのが特徴。

シナリオとＨシーン、どっちかに偏った作風ではなく両方ともバランス良く配分している感じです。

 

各エピソードのヒロイン属性やあらすじは以下で解説しているので参考にしてください。

 

収録作品とあらすじ

収録されているのは以下の６作品。

 

 

ポメラニアンとレモンサワー

 

アホだけど乙女なギャルがかなり年上の男に恋する話。

 

居酒屋のアルバイトとして、３ヶ月前に新人が入った。

下瀬茜というアホな女子大生。

 

注文は間違えるし、食器を落としたり数分遅刻したりなどおっちょこちょい。

その茜に好かれているのが、彼女より10以上は年上の寡黙な先輩の男。

 

職場の飲み会の席で男の隣に座った茜は乙女丸出しで緊張。

彼女居るんですか…と真っ赤になって訊いてくる。

 

茜は速攻酔いつぶれてしまう。

ミニスカワンピから覗く太ももに触発された他の男たちが狙っていそうな雰囲気のため、男が送っていくことに。

 

が、彼女の家を知らないので家に連れて帰ると…。

 

 

ジャッカルとポメラニアン

 

このお話は「ポメラニアンとレモンサワー」の続編。

アフターストーリーではなくフルで１話分あります。

 

前作でボウリングが得意だと言っていた茜を男が誘ってデートに行く話。

ボウリングで遊んだあと飯に行くとなぜかカップルシートに通されてしまい…。

 

前作は男視点でしたが、こっちは茜視点になります。

あと男の名前も出てきます。

 

 

ちょろいもんだぜ！

 

ギャルが無口なクラスメイトに色目を使う話。

 

エリカのクラスメイト・大塚智大は、身体がデカく無口で喋っているところを誰も見たことがない。

鬼教師に叱られても動じず、男女ともにビビられている存在。

 

席替えで大塚の隣になったエリカは、みんなビビってるけどそんなにか？と訝しむ。

そして男が何に動じるか分かってるし、化けの皮をはがしてやるよと女友達に宣言。

 

手始めに授業中に脚を開いて股間を見せるエリカ。

が、大塚はエリカを見るけどガン無視。

 

その後もわざとお尻を向けてショーツを見せたり、腕に抱きついたりするけど変わらずガン無視。

ブチギレたエリカがとった行動は…。

 

 

マイガール

 

サバサバ系の女子が徐々にＨになっていく話。

 

このエピソードは基本竿役の主観視点なのが特徴。

男の顔は出てきません。

Ｈシーンでは客観視点になったりはしますが、ほぼ主観視点です。

 

バレー部に所属する関口マイはさばさば系女子で男子の中ではあまり人気がない。

けど結構可愛いところがあるので竿役男子は告白して付き合うことになる。

 

部活命だからあんまり構えないかもだし、女の子っぽいこと期待するなよと言われる。

 

一緒に勉強しているときにいつもポニテなので髪を下ろしても可愛いと思うと言うと真っ赤になって照れる。

デートの時に下ろしてよとお願いするも絶対嫌と拒否。

でもデートのときに髪を下ろしてきてくれる。

 

その後ラブホに誘うと…。

 

 

スリーサイド彼女

 

ドスケベな彼女に責められたり、逆に責めたりする話。

 

ショータの彼女であるこのかちゃんは独特の雰囲気をまとっていた。

その彼女との初めてのＨは死ぬほど緊張。

事前にネットで調べまくって、彼女を下手なセックスで傷つけないように準備万端。

 

が、ショータの予想を裏切り彼女はいきなり「脱いで」と言ってくる。

その後はこのかのペースで責められ童貞卒業。

 

かわいいねっとニヤリとしながら責めてきたこのかちゃん。

 

このままではイケない。

男して情けない、良い彼氏を守ってきたけど責めてやる…！

 

そう決心したショータはこのかを誰も来ない空き倉庫に連れていくと…。

 

 

幼馴れ染め

 

幼馴染と勢いでＨしてしまう話。

 

女子校生・ヤマモトは幼馴染でゲーム仲間であり、お互いを理解しあってる大事な親友。

その彼女と今日も学校帰りに一緒にゲームで遊んでいるウエダ。

 

ふと、ヤマモトは今日告白されたわとサラッと衝撃の事実を報告してくる。

返事はとりあえず保留にしてあるという。

 

ウエダ的にはヤマモトは髪はもっさりだしクラスで一番地味なタイプ。

それなのになぜ…と彼女のデカい胸に目がとまる。

 

正直ヤマモトに彼氏ができるのが嫌だと言うウエダに、それじゃお前も彼女作るなよとヤマモト。

 

脚が触れ合うふたり。

するとウエダは勢いでヤマモトにキスをして…。

 

 

良かった点

シナリオが滅茶苦茶面白い

エロ漫画の中でもかなり面白いストーリーの作品ばかりだと思います。

というか全部面白いです。

 

ストーリープロットが良く練られている印象。

また、そのお話の中で動くヒロインの性格付けがしっかりしていてキャラ立ちしています。

 

作中のふたりがＨする必然性が自然と演出されているのが良かった。

 

人物がキャラ立ちしている

どのお話もヒロイン、竿役、両方がキャラ立ちしていてとても印象に残ります。

「ポメラニアンとレモンサワー」のアホっ子ギャルと寡黙な先輩、「スリーサイド彼女」の責め好き彼女と受け彼氏などなど。

 

ほんとに全部のお話のキャラが活き活きと動いていて一度読むと忘れられないインパクトがあります。

 

管理人は「ポメラニアンとレモンサワー」の茜が一番のお気に入り。

飲み会の席での乙女っぷりは面白かった。

 

ヒロインがストレートに可愛い系ではない

「ザ・可愛い（美人）」って感じのキャラデザインではないのが良かったです。

十分可愛いのですけど他のエロ漫画作品と比べた場合、ほんのちょっとクセのあるデザインになってます。

そこが大変良かった。

 

Ｈシーンも激しい

十二分くらいにＨシーン激しいです。

割と潮吹きしまくったり連続絶頂したりも。

 

あと女性器の描き込みもエロくて良かったです。

チンポが挿入されているときの入口が拡がってる感じとか、細かく描かれていてエロい。

 

残念だった点

特に敢えて指摘するほどの残念な点はありませんでした。

大変良くできた作品だと思います。

 

総評

イチャラブ系を中心に痴女系のお話も収録された単行本。

 

管理人的にシナリオが抜群に面白いお話という印象です。

キャラ立ちしているヒロイン、竿役の行動やセリフが面白い。見せ方もうまいと思います。

 

作者さんの初単行本とのことですが最初からこのクオリティなのは類稀な才能かも。

お話だけでなくＨシーンも充実していてエロ方面もばっちりフォリー。

 

シナリオとＨ、両方楽しみたいという方にめっちゃおすすめの作品です。