【76点】廻る！ 交わる！ 体液！

家に入り浸っているクラスのギャル二人組に襲われてしまうが、逆に巨根でアヘ顔イキさせるエピソードも含めて、収録されているのが痴女系のエロ漫画「廻る！ 交わる！ 体液！」のレビューです。

 

全部で７コのエピソードが収録されている作品。

全体的に痴女系のお話が多くＨシーンが激しいのが特徴。

 

アヘ顔や汁だく、激イキ、巨根といった属性を含んだエピソードが多いです。

Ｈシーンが濃厚なのは良かったです。

 

が、一方でヒロインがあまり可愛くなく、人物の表情が怖いのが気になりました。

またＨシーンは最初からテンション高めなので緩急がないな、という感想。

 

ちょっと絵にクセがある系の作品なため、絵が気に入るかが最初の関門だと思います。

濃い目の画風が合えば検討してみてはどうでしょう。

 

レビュー作品情報

サンプル画像

 

レビュー・評価

作品の特徴

７コの作品が収録された単行本のエロ漫画。

 

全体的に痴女系のエピソードが多く収録されています。

純粋なイチャラブ系のお話はありません。

 

単行本全体のキーワードとしては、痴女、巨根、アヘ顔、汁だく。

シナリオよりもＨシーンに重点が置かれた作風です。

 

「だけどダラダラ」と「だけどダラダラダラ」は２話連作のシリーズ作品です。

 

各エピソードのヒロイン属性やあらすじは以下で解説しているので参考にしてください。

 

収録作品とあらすじ

収録されているのは以下の７作品。

 

 

白黒をつける！！

 

オナホが大好きな童貞君がギャル２人をイかせてしまう話。

 

一人暮らしをしている男子校生・下野。

その彼の家に入り浸っているのは同じクラスのギャルの２人。

 

平澤さんと佐原さんは下野が持っているゲームを遊んでいる。

 

その彼女たちは下野をおもちゃにしようとするが、下野は全く勃起しない。

次第に飽きてしまったギャル二人組は、つまらないから帰ると言い部屋を出ていってしまう。

 

すると下野は隠しておいたオナホを取り出し思い切りオナニーをしようとする。

が、そこに帰ったはずのギャル２人が現れ…。

 

 

やがて染み渡る

 

ストーカー女子学生に遂に手を出してしまうリーマン氏の話。

 

工場で働いているリーマン・敏之が一人暮らしをするアパートに帰ると、制服姿の幸江が出迎える。

晩ごはんを作ってくれている彼女。そのご飯を美味しく頂く。

 

今では少し慣れたが、そもそも幸江は突然敏之の家に現れ勝手に家事をやり始めた、正体不明の学生だ。

彼女曰く、敏之のストーカーだと言う。

 

食事のあとＨなことをするが挿入は無し。彼女をイかせておしまい。

今更だけどさすがに学生に挿入してしまうのは…と躊躇している敏之だが…。

 

 

だけどダラダラ

 

久しぶりに再会した幼馴染のわがままボディに大興奮する話。

 

新人リーマンの東次は仕事が忙しく愚痴を言いながら帰宅している。

と、そこにとある女性が泣きながらすり寄る。

 

その女性は幼馴染の佐奈で、実家を追い出されたから東次のアパートに一緒に住まわせて欲しいという。

今ままでずっとニートをやっていたらしく、遂に親がブチギレたらしい。

 

昔からサボり癖がある佐奈。それをフォローしていた東次。

その彼の優しさに甘えてニート生活を続けたいと考えている。

 

だが、何事にも対価が必要。

草食系の東次が”そういうこと”求めてくるのは意外だな～とニヤニヤする佐奈は…。

 

 

だけどダラダラダラ

 

このお話は上↑の「だけどダラダラ」の続き。

 

結局東次の部屋に住まわせてもらうことになった佐奈。

それは良かったのだが、東次は佐奈の身体に大興奮してしまい、仕事を頑張りつつ家に帰るなり速攻佐奈とＨ三昧。

 

しかもニップレスと穴開き下着をあらかじめ履いておいてとリクエストする東次。

獣のように毎日Ｈを求めてくる。

 

ニートで楽して過ごそうと思っていた佐奈だけどヘトヘトになってしまい…。

 

 

そこに満ちる

 

何もやる気が起きない者同士で慰め合う話。

 

リーマンの男は朝起きるとスーツに着替え家を出る。

駅まで歩くが行き先は公園のベンチ。

 

そして男の隣には制服姿の女子校生が座る。

また朝から居るね、と男に声をかけてくるその女子校生。

 

実は既に退職しているが、ブラック企業に勤めていたときの癖が抜けず朝起きてから無意識に家を出てしまい、公園のベンチで暇を潰していたのだった。

 

腑抜けおじさんの事情を聞いた女子校生は、暑いので涼しいところに行きたいと言う。

そして自宅に連れ帰ってしまったリーマン氏。これはマズい状況なのではと考えいると…。

 

 

足りないものはおぎなって！

 

気が強く背が小さい黒ギャル女子は、実はＭ女な話。

 

背がちっこい涼香は友達から可愛いとイジられる。

だけど強気な彼女は背のコトをイジるなと言い、いつも涼香の後ろについて回っている幼馴染の雄二に持ち上げてもらう。

 

雄二は涼香とは幼馴染同士で背が高く草食系。

昔からやんちゃな涼香が雄二のことを気にかけて引っ張り回していた。

 

周りからは仲の良い姉弟みたいに見られている。

 

その２人は家に帰ると実は立場が逆転。

昼間のことを怒る涼香だけど、雄二はその巨根を見せると涼香の口内をいきなり犯し始め…。

 

 

その果実は不本意に熟す

 

このお話は淫魔が人間と共存する世界を舞台にしたお話。

 

ヒロイン・美原は淫魔と人間のハーフ。

淫魔は知らずのうちに人間を魅了してしまい、ところ構わずセックスしてしまうのだがそういった淫魔のことを嫌っていた。

 

自分はそうならないように地味な格好をして人ともあまり関わらないように心がけている。

 

同じクラスの河北君は、美原が淫魔のハーフであることを知らずいつも優しく声をかけてきてくれる。

いつしか美原は河北君のことを良く考えるようになっていき…。

 

 

良かった点

Ｈシーンに勢いがある

Ｈシーンの描写に特に力が入っている単行本だと思います。

フェラや口内射精、挿入からの中出し、潮吹き、それぞれ汁だくで描かれていてヒロインも良く絶頂しています。

 

特にヒロインが巨根でアヘ顔、失神イキしている場面が多いです。

喘ぎ声も激しくオホ声一歩手前の獣のような喘ぎ声。

 

全体的にヒロインが激イキしている描写が凄く、エロ漫画の中では濃厚＆激しいほうだと思いました。

 

残念だった点

ヒロインがそこまで可愛くない

全体的にヒロインがそこまで可愛くないなというのが正直な感想でした。

ちょっとクセのある絵柄だと思うのですが、純粋に可愛い（綺麗）系のヒロインが居ないのが気になります。

 

人物の表情が怖い

これが特に気になったのですがＨシーンでの人物（ヒロイン＆竿役）の顔がかなり濃い目に描かれているのが怖かったです。

迫真顔と言ったらいいのか。

 

目を見開きギョロッとした表情になっており、あまりエロ漫画では見かけない表情だなぁと。

特にヒロインの顔が気になります。

 

Ｈシーンのテンションが終始高い

Ｈシーンが始まると最初から最後までテンションが高く緩急がないのが気になりました。

ずっとテンション高い感じで最初からフルスロットル。

 

いきなり挿入で激イキアヘ顔、みたいな感じ。

確かにＨシーンに勢いがあるのは良かったですが、もう少し侘び寂びみたいな、徐々に盛り上がっていく見せ方をして欲しい。

 

総評

痴女系の勢いのあるＨシーンが特徴で、汁だくでヒロインがイキまくるＨが収録された単行本。

 

Ｈシーン自体は勢いがあって良かったです。

ただ、ずっとノリが一緒というか、巨根で突いてアヘ顔＆激イキを繰り返すので途中で飽きるというか…。

 

あとヒロインがそこまで可愛くないのが気になりました。クセのある絵だなと。

 

作品のシナリオは普通です。痴女系なエピソードで可もなく不可も無くな。

ノリが少し古いかなと感じますけど。

 

勢いのあるアヘ顔系のＨシーンが欲しいなら検討してみる価値はあると思います。

そこまでダメという作品ではないです。